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 さすがに穴あき+絵なし更新も酷い気がしたので、いつも自分が服等の皺を描くときに軽く意識していることとか書いてみる。
 ということで、本日二回目の更新です。


<感覚的にやっちゃっていい所と、ダメな所>
 基本的に、皺を描く位置、量は普通に感覚的にやっちゃってもいいところだと思います。むしろ、何かモデルを見ながら皺を描くと、リアルさが逆に不自然に見えてしまうこともあるので、感覚的に描いたほうがいいとも言えるでしょう。
 自然な皺を描く人も案外感覚的に描いちゃってる人が多いです。

 では、皺を自然に描ける人とそうでない人は一体何が違うのだろうか。
 センスが違うからだろうか?
 いいえ、実はセンスはあまり関係ありません。
 答えは、皺の向きにあります。

 皺の成分には、皺の出来る方向と皺の出来る位置、皺の量が上げられます。
 上手い絵を描くためには、当然、全ての要素が必要となるわけですが、皺を『自然に』表現することだけを目的とした場合に置いてはその限りではありません
 皺を自然に表現するのに一番重要な要素、それは皺の向きです。

 皺は、一般的に

①生地が引っ張られて出来る皺
②生地が弛んで出来る皺

 の2種類あります。

 ①は主に引っ張られる方向と垂直に走っている皺で、②は弛んでいる方向に対して垂直方向に走っている皺です。

 まぁ、よくよく考えてみればすぐに分かるのですが、皺を不自然に描いている人は大抵この意識が出来ていない。
 確かに、皺の位置や量は感覚で済ませてしまってもそんなに問題はない。なぜなら、元々、実際に服に出来る皺も、同じポーズをしたら同じ位置に同じ量できる、といったような訳でもないからだ。しかし、皺の向きだけは違う。明らかに生地が弛んでいる所の皺の向きが変な方向に向いていると違和感を感じてしまう。
 つまり、皺を描き込む点で、自然か不自然かが一番現れるのは皺の向きなのである。

 と、まぁゴチャゴチャ書いてはみましたが、要は、皺は感覚的に描いてもいいけど、皺の向きだけはキチンと注意しようね、と言う事です。

 と言うことで、皺を描くときにおける注意点はコレで終わります。

 説明だけだと分かんねー!という人もいると思うので、後日また絵をつけた実践編を更新したいと思います。


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